サイン盗み被害者ダルビッシュが「カブスは間違いなくやってない」と異議 「みんなやってる」発言のオルティス氏に
2020年4月26日 10時45分
被害者なだけに、我慢ならないのは当然だ。カブスのダルビッシュ有投手(33)は25日、ツイッターを更新。デービッド・オルティス元指名打者(44)は古巣レッドソックスが2018年のサイン盗みで処罰されたことに「みんながやっている」と語ったことに異議を唱えた。
「みんなやっている事って言ってるけどカブスは間違いなくやってない」(原文まま)
オルティス氏は24日の米放送局FOXスポーツに番組出演し、「基本的にあれ(17年アストロズ)とは全く状況が違う。ボストン(Rソックス)であったことは、リーグのみんながやっている。正直なところ、ボストンへの処分は公平じゃない。あれは“ズル”とは言わない。それが俺の考えだ」と語った。
大リーグは22日、18年のRソックスがビデオ映像室でサインを解析し、二塁走者など一部の選手に伝えていたとして、20年のドラフト2巡目指名権をはく奪。映像担当者は今季の職務停止などを科された。
ダルビッシュはドジャース時代の17年、ワールドシリーズ第3、7戦に先発。2試合ともアストロズ打線に2回途中を自責4と打ち込まれ、敗戦投手となった。当時はドジャースファンから戦犯扱いされたが、同年のアストロズは今回のRソックスと同様に電子機器を用いたサイン盗みをしていたことが今年1月に判明。大リーグ機構から罰金500万ドル(約5億3500万円)、監督とGMの職務停止などを命じられた。
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