大谷翔平の球宴「二刀流」実現へルール変更の声が高まる「人々はこれを見る必要がある」
2021年7月2日 13時48分
大リーグは1日、13日に米コロラド州デンバーで開催されるオールスター戦の先発出場選手を決めるファン投票の最終結果を発表。ア・リーグの指名打者(DH)部門で、エンゼルスの大谷翔平(26)が初選出された。日本選手の選出は2010年のイチロー(当時マリナーズ)以来、11年ぶり4人目。
球宴のDHが確定した今、大谷は登板するのか否かが注目されている。米スポーツサイトのジ・アスレチックは「エンゼルスのエースが球宴でもマウンドで1イニングを投げるのかは、未定だ。前例がなく、実現にはルール変更が必要になる。現時点では、彼が(登板後に)ベンチへ退けば、ア・リーグは投手がDHの打順に入ることを強いられる」と報じた。
マドン監督は、ルール変更を後押しした。「自分自身は(ルール変更を)オープンにして、これ(大谷の球宴での二刀流)を実現させたい。人々はこれを見たがっているし、見る必要がある」
米放送局CBSスポーツのアクシサ記者も「大リーグは大谷の球宴での二刀流のため、持てる権限の全てを用いてルール変更すべきだ」と主張。その理由として「われわれは大谷のような存在をこれまで人生で目にしたことはないし、実際のところ、これから先に見られるかどうかも分からない。というのも、大谷自身でさえ、将来こんなシーズンを再現できるかは分からないからだ」とした。
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