本文へ移動

食品支援 活動強化 フードバンク七尾が事務所

2021年7月2日 05時00分 (7月2日 10時41分更新)
寄せられた食料などの保管拠点となる新事務所=七尾市矢田新町のポートサイド七尾で

寄せられた食料などの保管拠点となる新事務所=七尾市矢田新町のポートサイド七尾で

 余った食材を必要な人に届け食品ロス(廃棄)などを防ぐ「フードバンク」の取り組みを行う七尾市の市民団体「フードバンクジャパン七尾」の拠点事務所が一日、同市矢田新町のポートサイド七尾一階に開設された。関係企業などと連携し、コロナ禍による生活困窮者らへの支援活動を強化する。寄せられた食料を保管する機能もあり、災害時の非常食提供面でも活用が期待される。
 団体は国側の働き掛けもあり七尾市など能登地方でフードバンク事業を進めるけん引役として二〇一九年八月に設立した。元看護師で各種団体でボランティア活動などを続ける飛田とし子さん=七尾市青葉台町=が代表。コロナ禍で活動は限定的だったが、拠点ができたことでコロナ収束後も見据え活動に力を入れる。
 初日は事務所開き式があり約二十人が参加。来賓の茶谷義隆市長は「市内では寄付された食料を集めておく場所がなかったので、そうした取り組みの一歩になる。コロナで困った人などの力になっていただけるとありがたく、行政としても力添えをしていきたい」と述べた。
 北陸農政局の担当者は、国が関わる全国各地の試行事例を紹介。スーパーで余った食品をフードバンクに活用し一部を活動団体の資金にする試み、企業と活動団体のマッチングの取り組みなどを示し、七尾の活動に期待した。
 代表の飛田さんは「地球温暖化防止などに取り組み、新たに始めたフードバンクでも会員のみんなが付いてきてくれる。市長にもぜひ『もったいない』の取り組みをお願いしたい」と支援を求めた。和田内幸三県議代理の和田内和美さん、いしかわ環境パートナーシップ県民会議(金沢市)アドバイザーの宅見慶子さん、七尾市女性団体協議会の皨昇(ほしのぼり)恭子会長らが祝辞を述べた。
 食品提供のほか、活動に協力できる新会員も募集している。(問)フードバンクジャパン七尾担当者090(1636)6132(室木泰彦)

関連キーワード

おすすめ情報

石川の新着

記事一覧