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路線価平均29年連続下落 コロナ影響、上昇なし

2021年7月2日 05時00分 (7月2日 05時00分更新)
 名古屋国税局が一日に発表した二〇二一年の路線価(一月一日時点)で、県内約五千地点の平均は前年を1・2%下回り、一九九三年から二十九年連続で下落した。県内八税務署別の最高路線価は、前年に三カ所でみられた上昇がゼロに。津では下落に転じるなど、コロナ禍の影響が色濃く表れた。 (斎藤雄介)
 津市羽所町の津停車場線通りでは一平方メートルあたり十九万五千円で前年比2・5%下落した。近年は横ばい、または上昇だったが、一三年以来八年ぶりのマイナスとなった。
 同じく前年は上昇した伊勢、四日市でも、伸びが止まった。伊勢市宇治今在家町の館町通線通りの上昇率は前年、6・7%で県内最高だったが、今回は横ばいに。一平方メートルあたり三十二万円で、十一年連続の最高価格だった四日市市安島一のふれあいモール通りも、七年続いた上昇が止まり、横ばいだった。
 今年の公示地価を調べた不動産鑑定士の片岡浩司さんによると、新型コロナ対策の営業時間短縮要請などで、繁華街の人出が減った影響とみられる。県内へのまん延防止等重点措置は解除され、ワクチン接種も進んではいるが「店側からは客足が戻るか心配する声も上がっている」。影響はリーマン...

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