本文へ移動

最高路線価、14地点で下落 コロナ影響、繁華街で鮮明

2021年7月2日 05時00分 (7月2日 05時00分更新)
 一日に公表された県内の税務署ごとの最高路線価は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、飲食店の多い繁華街を中心に県内二十地点のうち十四地点で前年より下落した。県内の最高価格は、十七年連続で名古屋市中村区名駅一の「名駅通り」で、一平方メートル当たり千二百三十二万円。昨年まで九年連続で続いていた上昇が止まり、1・3%の下落に転じた。 (豊田直也)
 名古屋市内では、中区栄三、金山総合駅南側の熱田区金山町一、千種区今池一、名鉄大曽根駅前の北区大曽根三などで大きく落ち込んだ。いずれも飲食店の多い地域で、新型コロナの感染症対策で飲食店に営業時間の短縮要請などが出された影響を強く受けた。
 昨年の調査で前年比10%以上の上昇率を記録していたJR名古屋駅近くの中村区名駅一や西区牛島町も、下落に転じた。
 不動産鑑定士の小森洋志さん(51)は「新型コロナが広がる前は名古屋駅近くの優良オフィスビルに空室がほとんどなかったが、コロナ禍で在宅勤務が広がる中で空室が出てきた。飲食店も多い地域で、営業時間の短縮要請の影響も受けた」と話す。
 名古屋市以外では、十一地点のうち七地点で下落。新型コロナの影響が広範囲に...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報