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高齢者の運転のくせ 診断 能美市、ニッセイと連携

2021年7月1日 05時00分 (7月1日 10時59分更新)
アクセルやブレーキなどの運転状況を計測する車載器=能美市役所で

アクセルやブレーキなどの運転状況を計測する車載器=能美市役所で

  • アクセルやブレーキなどの運転状況を計測する車載器=能美市役所で
  • 連携協定を結んだ石原正幸執行役員(左)と井出敏朗市長=能美市役所で
 認知機能の衰えなどによる高齢運転者の事故を減らすため、能美市は三十日、あいおいニッセイ同和損害保険と連携して、高齢者二十人の走行データを一カ月間、収集すると発表した。集めたデータを解析して、事故防止に役立てる。
 市老人クラブ連合会の役員に協力してもらい、七月九日から一カ月間、同社の車載器を自家用車に付けてもらう。車載器は衛星利用測位システム(GPS)を利用して、車の位置や速度を計測する。急ブレーキや急ハンドルを操作した回数などで、個々の運転者の走行技術を診断。急ブレーキなどが共通する場所が見つかれば、走行上の危険箇所として拾い出せる。
 井出敏朗市長と同社の石原正幸執行役員が、市役所で連携協定書に調印。井出市長は千葉県で起きた交通事故を踏まえ、「幼い子どもが犠牲になる事故を能美市で起こしてはならない。デジタル技術を活用して、市民の安全安心を向上させたい」と述べた。
 石原執行役員は「自分の運転操作のくせに気づき、安全運転を心掛ける動機づけにしてもらえたらいい」と取り組みの成果に期待した。(平井剛)

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