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中日京田5年目で初めて2軍経験 歯が全部抜ける夢や地平のかなたまで続く悪夢から1軍復帰安打

2021年7月1日 06時00分

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代打京田が右前打を放つ

代打京田が右前打を放つ

◇30日 DeNA9―4中日(神宮)
 日焼けした京田が打席に入る。入団5年目で初めて2軍を経験し、初夏の日差しを浴びた背番号1。昇格後の初打席は5回無死一塁での代打。DeNA先発・今永の142キロ速球を右前へはじき返し「2軍の首脳陣、スタッフの方々のおかげで新たなスタートを切れました」。ニコッとした。
 誤算続きのシーズンになった。昨季の打率2割4分5厘からジャンプアップを期したが、春季キャンプからフォームは固まらない。心の乱れは夢の内容が物語る。歯が全部抜けて跳び起き、スマホで「夢占い 歯 抜ける」と検索した。精神状態が不安定な時にみる傾向があると知った。
 もう一つ「どうにかなっちゃうかと思いました」と振り返る夢の舞台は、一本道の道路上。歩いていて犬の排せつ物を見つけた。手にしていたスコップで拾い、道端へよけた。顔を上げると、また排せつ物。「え、また?」と思って処理、再び顔を上げると、地平線のかなたまで落ちていた。「もう無理。片づけられない」と思ったところで目は覚めた。スマホ検索で、将来への不安を暗示すると分かった。
 開幕から打順は6番でスタートし、2番に入る。4月11日の本拠地・ヤクルト戦で今季初めてスタメンを外れたのがどん底。「夢で奥歯が抜けました」。打率2割1分台に低迷する時期もあり、5月下旬に出場選手登録を抹消された。
 初体験の2軍では、仁村2軍監督の指導を初めて受けた。チーム内の立ち位置や、チームメートからの見られ方、試合に臨む心構えを考えるきっかけになった。「勉強になりました」。ウエスタン・リーグでは2割8分3厘。身支度して東京へ向かった。
 昇格を受けて与田監督は「他の選手と同じで、あいさつを交わしただけ」と話した。特別扱いはもちろんない。再出発は2打数1安打、1失策。負け試合だった。
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