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敦賀会場 1日150人想定 県コロナワクチン接種で 

2021年6月30日 05時00分 (6月30日 09時53分更新)

 県は二十九日、七月中旬に敦賀市の福井大敦賀キャンパスに開設する新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で、一日当たり百五十人の接種を想定していることを明らかにした。また県内でのワクチン接種で、二十八日までに副反応が疑われる報告が九十件あったことも分かった。 (長谷川寛之)

 副反応疑い90件 

 県議会厚生常任委員会で仲倉典克委員(県会自民党)と西本恵一委員(公明党)の質問に答えた。
 集団接種会場となる「県新型コロナワクチン接種センター」は、既に福井市のエルパプラスとふくい健康の森に開設。この二カ所では一日三百人の接種が可能で、これまで計千五百人に接種した。敦賀会場で一日当たり接種可能な人数はこの半分となる見込み。
 福井市の二カ所は土日に開設し、エルパプラスは七月の予約が埋まっている。八月の予約は七月上旬開始の予定。ふくい健康の森は二十六、二十七の両日に一回目の接種が終わり、七月二十四、二十五の両日に二回目を予定する。八月は開設しない。
 一方、接種後の副反応については、重いアレルギー反応「アナフィラキシーショック」や接種との関連性が高いと認める症状が出た場合、医師が国の審査機関「医薬品医療機器総合機構(PMDA)」に報告する。けいれんなど接種との因果関係が示されていない症状も報告を検討することになっている。副反応の具体的な内容などは公表しない。県内から報告のあった九十件の中で、接種との因果関係が認められる死亡例はなかった。

 県内新規感染12人 飲食店関係166人に

 県は二十九日、新たに福井市と坂井市の十歳未満〜六十代の男女十二人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者数が二桁になるのは二日ぶり。県内の感染者の累計は、千二百七十一人となった。
 県の「感染対策特別地域」に指定された福井市中心部の飲食店関係の感染者はこの日の陽性者を含めて前日より五人増え、百六十六人となった。感染経路の調査が進み、一次感染と二次感染の人数が精査され、一次感染が百九人(従業員六十一人、客四十八人)、二次感染は五十七人となった。
 同地域の飲食店の従業員らを対象とした一斉PCR検査は、二十三〜二十七日で全て終了し、検査を受けた千七百五十一人のうち九人が陽性だった。陽性率は、0・51%だった。
 新規系統では、十歳未満〜五十代の六人が感染。うち二人は仕事や私用で関西方面を訪れており、県は引き続き県外との往来は慎重に判断するよう求めている。また、坂井市のこども園の女性職員の感染も分かり、職員と接触のあった三十人ほどをPCR検査する。
 二十八日に二人の感染が判明した坂井市役所関連では、接触するなどした四百十七人を検査し、全員が陰性だった。
 また県は二十九日、イベント開催時の人数制限を国が延長したのに合わせて、六月末までから八月末までに延長すると発表した。
(波多野智月、成田真美、長谷川寛之)

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