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両河川ともにひと雨待ち 日野川(越前市) 奥越漁協(大野市)管内・九頭竜川

2021年6月30日 05時00分

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20センチのアユを手に畑中さん(日野川・日野大橋上流で)

20センチのアユを手に畑中さん(日野川・日野大橋上流で)

  • 20センチのアユを手に畑中さん(日野川・日野大橋上流で)
  • 笑顔で釣果を見せてくれた村上さん(九頭竜川・桑滝橋上流で)
  • 奥越漁協管内の人気ポイント「九頭竜スキー場前」

 北陸の注目河川、日野川漁協(福井県越前市)管内の日野川と、奥越漁協(同県大野市)管内の九頭竜川のアユの友釣りが26日に解禁した。両河川ともに60匹以上掛ける人も出たが、日野川では15匹、九頭竜川では20匹前後が平均釣果だった。ともに魚影は濃いものの群れており、梅雨なのに、ひと雨欲しい状況となっている。雨量次第ながら、群れがばらけて瀬などに入ると、入れ掛かりも期待できそうだ。 (東條敏明)
 流域71・5キロ、友釣り区域45キロもある日野川には約110人が入川。18日に行われた特別成育調査(試し釣り)で成績の良かった下流域に釣り人が集中した。前夜、にわか雨などがあったものの、水位はやや低いままながら濁りが入った。午前7時の水温は17度だった。福井県若狭町の畑中圭二さん(54)は日野大橋上流左岸に午前7時半に入った。竿9メートル、水中糸PE0・06号、7号4本イカリの仕掛け。
 濁りが取れ始めた8時ごろから流芯で20センチ級の良型を3連発など快調に掛け、10時までに12匹。しかしその後は失速し、午後3時までに6匹を追加して納竿した。「型が平均17センチと良く、幅広でいいアタリだった。数は少なかったので、リベンジしたいですね」
 京都市の高橋数利さん(71)は、上平吹橋上流右岸のトロ場に入川。瀬肩を中心に静かに泳がせ釣り。9〜10時半に12〜21センチを7匹。「いい引きするよ。身切れもあるけど。年寄りにはちょうどいい釣れ具合だよ」と笑顔だった。
 漁協の情報では万代橋下流のトロ場で京都市の近藤光男さんが16〜21センチを64匹掛け、この日の竿頭となった。そのほか、南条大橋下流27匹、下平吹橋下流17匹、松ケ鼻えん堤下流13匹などだった。近藤さんは27日も同ポイントに入り、午前中に23匹掛けた。「天然物主体だった」という。
 釣り場全域は、大規模な河川整備で雑木伐採や除根が行われ、入川道には新たな看板が立てられ、駐車スペースも増えて便利になった。女性や初心者にも優しい川となった。漁協は29日、南条大橋上流に1000キロ、上平吹橋上流に800キロの追加放流をした。佐々木武夫副組合長(74)は「(放流種苗は)7〜15グラムの湖産で、8月以降に機能し、9月の女性釣り大会にもよく掛かってくれればね」と話した。
 日券3000円、年券9000円、女性無料。
 (問)日野川漁協=(電)0778(22)0204、同漁協今庄支所=(電)0778(45)1791
 奥越漁協管内の九頭竜川の友釣り区域は13キロ。昨年、解禁日から爆釣し、21日に行った試し釣りでも好調だったことから、会員制交流サイト(SNS)などで好情報が拡散し、昨年の5倍、約350人が入川した。今季は下山地内の「大野油坂道路・下山トンネル」などの工事の影響で、同場所から下流約5キロ間は釣り場として機能しておらず、実質8キロの釣り場となり、ポイントと駐車スペースは車と釣り人であふれた。
 漁協の放流は海産250キロ、人工産400キロの計650キロと昨年の倍以上を行った。
 人気釣り場「谷戸橋」や「九頭竜スキー場前」は竿の放列となった。「桑滝橋」上流右岸に入った足羽川漁協(福井市)の放流委員長・村上利吉さん(74)は午前5時〜午後1時15分に17〜21センチを32匹。竿8・5メートル、水中糸ナイロン0・175号、7・5号3本イカリに背針仕掛け。「瀬のたるみなどで泳がせ。ハミ跡はたくさんあるね。朝の1時間半ほどで15、16匹掛かったよ」
 漁協によると和泉小中学校裏で地元の女性がこの日最長の23センチを掛け、数は午前中に18匹。谷戸橋で60匹超、スキー場前で午前中に17〜20センチ30匹、角野橋上流で20センチ中心に37匹も。午後1時半の水温は20度だった。

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