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宮古島で新種ゴキブリ 竜洋昆虫公園・柳沢さんら発見

2021年6月30日 05時00分 (6月30日 05時01分更新)
新種のベニエリルリゴキブリ=柳沢静磨さん提供

新種のベニエリルリゴキブリ=柳沢静磨さん提供

 磐田市竜洋昆虫自然観察公園の柳沢静磨さん(26)や鹿児島大、法政大の研究チームは29日、宮古島(沖縄県)で新種のゴキブリを見つけ「ベニエリルリゴキブリ」と名付けたと発表した。絶滅の危機にひんしている可能性があるとして、国内のゴキブリでは初めて種の保存法の緊急指定種に指定された。捕獲、殺傷、販売が3年間禁止される。
 日本動物分類学会の雑誌に論文を発表した。見つけたのは2019年11月。体長はオスが12.5〜13ミリで、メスは13〜13.7ミリ。生態や生息地はよく分かっていない。羽の根元にオレンジ色の軟毛があることから「ベニエリルリゴキブリ」と名付けた。羽の中央部付近に明るいオレンジ色の帯もあるのも特徴の一つだ。
 現在、ベニエリルリゴキブリは同公園で飼育しているが展示はしない。柳沢さんは「ほかにも見つかっていない種があるはず。見つけて名前を付けていくことが重要だと考えている」と話している。
 同チームは昨年11月にも、与那国島(沖縄県)や奄美大島(鹿児島県)などで新種のゴキブリ2種を見つけている。
 (宮沢輝明)

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