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柔らか頭で商品化を 藻場荒らすムラサキウニ解決へ高浜小6年が挑戦

2021年6月30日 05時00分 (6月30日 08時49分更新)
商品化に向けてウニを触ってみる児童=高浜町高浜小で

商品化に向けてウニを触ってみる児童=高浜町高浜小で

 高浜町高浜小学校の六年生四十三人は、ムラサキウニを活用した商品やメニューの開発に向けて動きだした。ムラサキウニは魚を育む藻場を荒らす食害のため、海の環境や地場産業の漁業を守るために駆除されている。処理に手間がかかるなどの理由で駆除後の活用が見つかっていない。児童たちのアイデアをもとに事業者らの協力を得て、年内の商品お披露目を目指す。
 高浜小は、町民有志らのまちづくり団体「高浜明日研究所」の提案を受けて開発に取り組む。昨年度の六年生に続き、団体の「コドモノ明日研究所」に二期生として入所する形で、高浜の宝である海の環境や地場産業の漁業を守るため、知恵を絞る。
 今月二十二日、高浜明日研究所の名里裕介さん(38)、遠藤航さん(27)、岩本裕さん(36)の三人が同校を訪れ、魚食離れや後継者不足など漁業が抱える課題を説明。ムラサキウニの食害で藻場が減少していること、昨年は同町の海で約二万匹を駆除したこと、活用方法が見つからず困っていることを伝え、「皆さんの柔らかい頭で、自由な発想による面白いアイデアを考えてほしい」と呼び掛けた。
 児童はウニの実物に触り、とげの硬さや割るのに力が必要なことを確認し...

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