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「徘徊」高齢者にQRコード付き見守りシール 袋井市

2021年6月30日 05時00分 (6月30日 05時03分更新)
QRコード付き「あんしん見守りシール」と声掛けの手引書

QRコード付き「あんしん見守りシール」と声掛けの手引書

 認知症で徘徊(はいかい)する高齢者の保護を目的に、袋井市は七月から「あんしん見守りシール」の配布を始める。高齢者の衣服や持ち物にあらかじめQRコード付きシールを貼付。徘徊中の高齢者を見つけた人がスマートフォンで読み取ると、発見を知らせるメールが登録した家族らに自動通知される仕組み。二十九日に開かれた定例会見で、大場規之市長が明らかにした。 (土屋祐二)
 認知症などによる徘徊が心配な人を事前登録し、行方不明者の早期発見に取り組む「市はいかいSOSネットワーク事業」の一環。いち早く見つけることで高齢者が事故に巻き込まれる危険性を減らすとともに、市民の見守り意識を醸成する狙い。
 シールは縦約二・五センチ、横約五センチ。QRコードと市のマスコットキャラクター「フッピー」のイラストが記載されている。高齢者の年齢、身体的な特徴、既往症、通知メールの送り先などの情報を登録する。市によると、五月十四日現在で八十二人が登録済みで、一人三十枚を無料配布する。
 市では冊子「認知症の方への声掛けの手引き」を作製・配布するとともに、地域住民や警察、消防、事業所等を対象とした導入説明会を七月七日に市教育会館で開催する。地域包括ケア推進課の担当者は「シールの導入により、行方不明発生後の発見から保護、帰宅までを安心かつ迅速に行っていきたい」と話している。(問)同課=0538(84)7534

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