ジェラートに入善凝縮 規格外野菜を使い、あす発売
2021年6月30日 05時00分 (6月30日 10時15分更新)
入善町内の農業者や商工業者らが連携し、地域資源をいかした商品開発などを目指す町六次産業推進会議は、味はいいが、形が悪く売り物にならない町産野菜などを使った「こだわりおやさいジェラート」を黒部市のジェラート店と共同開発した。七月一日から販売を開始する。
ジェラートは、ミニトマト、里芋、プチベール、トウモロコシ、サツマイモと、町産米の米こうじを使った甘酒の計六種。価格はいずれも三百五十円で、当面、JAみな穂の直売店「あいさい広場」やヤマザキYショップ入善駅前店で販売する。
二十八日に推進会議会長の米原章浩さん、副会長の寺田晴美さんと佐田洋さんが町役場を訪ね、笹島春人町長に報告した。ジェラートを試食した笹島町長は「野菜ならではの味でおいしい」と感想を話した。
米原さんらは「規格外の野菜がもったいない。付加価値を付けて商品化できればとの思いでジェラートを開発した」「野菜が苦手な子どもたちにも食べてもらいたい」とアピールした。(松本芳孝)
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