本文へ移動

大谷とゲレロの熾烈なHR王争い それを上回るペースで量産する第3の選手がいる【AKI猪瀬コラム】

2021年6月30日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
ナショナルズのシュワバー(AP)

ナショナルズのシュワバー(AP)

 両リーグ最多に並ぶ26号本塁打を記録した大谷翔平選手は、今月は月間11本となり、エンゼルスの月間記録13本も見えてきました。しかし、熾烈(しれつ)な本塁打王争いを演じる大谷選手とゲレロ以上に驚異的なペースで本塁打を量産している選手がいます。
 その選手とは、カイル・シュワバー外野手(ナショナルズ)です。現地時間の12日に今季10号を記録すると、翌日には今季初となる1試合2本を放ち、次の日も本塁打。この時点ではメディアやファンの注目を集めていませんでした。しかし、19日に1試合2本、20日に1試合3本を記録。量産モードが加速し、注目度も上がりました。
 28日のメッツ戦で今月5度目の1試合複数本塁打となる2発を放ち、1968年にワシントン・セネタースのハワードがマークした「9試合11本塁打」のメジャー記録に並びました。さらに期間を広げれば、2001年のボンズ、1998年のソーサに並ぶ「17試合15本塁打」のメジャー記録となります。
 「打った本塁打のことは忘れ、一打席一打席、フレッシュな気持ちで打席に向かっている。その積み重ねが好結果につながっている」とシュワバー。今月だけで7本を献上しているメッツのロハス監督も「インコース、アウトコース、高め、低め、時にはワンバウンドする球を投げても、抑えることができなかった。今は強烈な嵐が過ぎ去るのを待つしかない。まさにお手上げだ」と白旗です。
 3年前にオールスターのホームランダービーではハーパーに敗れて準優勝だったシュワバーが今季も出場することになれば、大谷選手の最大のライバルになるかもしれません。(大リーグ・アナリスト)

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ