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<大相撲がある夏 名古屋場所> (1)幕内・志摩ノ海

2021年6月29日 05時00分 (6月29日 05時01分更新)
三役を目指す志摩ノ海(右)=両国国技館で

三役を目指す志摩ノ海(右)=両国国技館で

 名古屋場所の思い出をたどると、幼いころに一度か二度、家族と観戦に訪れたおぼろげな記憶に行き着く。志摩ノ海(31)=三重県志摩市出身、木瀬部屋=にとって、より鮮明な記憶は、この時期になるといつも通っていた地元の道場に力士が訪れ、一緒に汗を流したことだ。「親方が来ていると緊張したし、お相撲さんには胸を出してもらった」。元幕内よう司(ようつかさ=同県松阪市出身)の大きな胸に飛び込んだことを覚えている。名古屋場所の原点だ。
 新型コロナウイルスの感染拡大以降、地方場所は昨年春場所を最後に開催されておらず名古屋が初。志摩ノ海は、手洗い消毒はもろろん、外出先から部屋に帰ってきたら必ず風呂に入り、自らが感染しないよう細心の注意を払っているという。
 東京を離れるのは、コロナ禍では自身初めて。感染症への油断はできないが、「やっと地方に行ける。地方場所に踏み切れたことは相撲界にとっても良いこと。白星を重ねて見ている人が少しでも元気になってくれれば」と語る。
 2年ぶりのご当所場所。番付に初めて名前が載ったのが2012年の名古屋なら、翌年、左膝靱帯(じんたい)断裂の大けがをしたのも、リハビリを経て1年後に復帰...

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