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男子200五輪代表に小池祐貴 出場種目は明言避ける【陸上日本選手権】

2021年6月27日 21時18分

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男子200メートルで優勝し、ポーズをとる小池祐貴

男子200メートルで優勝し、ポーズをとる小池祐貴

◇27日 陸上・日本選手権最終日(東京五輪代表選考会、大阪市・ヤンマースタジアム長居)
 男子200メートルは小池祐貴(26)=住友電工=が20秒46で初優勝した。小池は既に20秒24の参加標準記録を突破しており、この段階で200メートルの代表に内定。今後は有力候補でもある男子100メートルと同400メートルリレーとの兼ね合いで出場種目を決める。
 クールなスプリンターらしく表情はそのままに喜び、日本一の重みをかみしめた。男子200メートル決勝、真っ先にフィニッシュラインを駆け抜け、初優勝を果たした小池は両腕で力強くガッツポーズ。「1回も日本選手権を取ったことがないので勝ちたい気持ちだった。いいもんですね、勝つというのは」と素直な思いを口にした。
 レースプラン通りの完勝だった。ウオーミングアップの段階で「後半をこれぐらいの力感で踏み込めば誰よりも速いだろうという感覚を得られた」と手応えをつかむと、冷静に走りに落とし込む。「前半は冷静に持って行って、ここだというところで踏み込んだ。予定通りに走れた」。その言葉通りに直線で抜け出し、100メートル2位で勢いに乗るデーデー、実力者の飯塚らを置き去りにした。
 2019年7月に日本人3人目の9秒台を出したが、日本選手権は19、20年とも100、200で表彰台に立ちながら優勝には届かず「自分はまだまだなんだという気持ちがずっとあった」と振り返る。だがレース前日「すごい興奮状態の中で芯は冷静なまま走りきる」というコントロールを会得。ベストを尽くし、結果につなげた。
 五輪の出場種目は日本陸連が400メートルリレーを重視する戦略のため、個人種目は原則1種目のエントリーになる。小池は優勝の手応えを「100にせよ200にせよリレーにせよ次につながる」と振り返る一方、出場種目については「陸連の意向もあるのでコーチと相談する」と明言は避けた。日本陸連の麻場一徳強化委員長も「小池選手や所属関係者と相談して結論を出したい。本人の意向と陸連の戦略を擦り合わせる」と話すにとどまった。
 選考会を全て終えた男子短距離。東京五輪での史上最速ジャパン、そしてリレー侍の陣容は7月1日以降に固まる。
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