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「弱い自分」と決別の菊地絵理香が完全V 高額賞金ゲットで「背の高い両開きの大型冷蔵庫」購入決定【女子ゴルフ】

2021年6月27日 19時15分

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初日から単独首位を守り切る完全優勝を遂げた菊地絵理香(代表撮影)

初日から単独首位を守り切る完全優勝を遂げた菊地絵理香(代表撮影)

◇27日 女子ゴルフ アース・モンダミン杯 最終日(千葉県袖ケ浦市・カメリアヒルズCC)
 初日から首位に立った菊地絵理香(32)が4バーディー、ノーボギーの68とスコアを伸ばし、通算20アンダーで完全優勝を飾った。2017年3月のTポイントレディス以来のツアー通算4勝目、ミセス初勝利となった。2打差の18アンダー2位に西郷真央(19)=大東建託、11アンダー3位に西村優菜(20)=スターツ=が入った。
   ◇   ◇
 3月シーズン再開前には「私はいつまでできるのかなあとか(考えた)」と、ツアー第一線で戦い続けることへの不安すら感じていたという菊地。それが、これまでにないほどの強さを見せて、ツアー史上最高賞金大会(優勝5400万円)で優勝のゴールテープを切った。
 普段通り淡々とプレーしているように見えた最終日だが、実は「スタート直後は緊張して呼吸もうまくできない感じだった」とか。1番で3・5メートルを沈めバーディー発進、5番でも5メートルを決めたが、19歳の西郷がジリジリと差を詰めてきた。「私、気は強いんですけど、心はすぐポキポキ折れて、いつも大事な時に弱い自分が出てしまって…」。何度も優勝のチャンスに自滅してきた、自身の過去と決別したかった。
 「うまいと言われるより強いと言われる選手になりたい。ここで変わらないと何も変われない。腹をくくって、逃げずにすべてを受け入れて戦おう」。32歳の決意はバック9でも揺るがなかった。11番では残り165ヤードの第2打をユーティリティー5番でピンそば10センチに寄せる。16番ではグリーン左の深いラフに外すピンチを迎え、1メートル半の苦手な下りスライスラインを残したが、これを沈めてしのぎ、逃げ切った。
 「笹生優花ちゃんに聞いた『パットなんて入らないのが普通だと思っている』という考え方も私を楽にしてくれたけど、申ジエは『プロは結果しか求められない。どんな格好をしてでも入れることしか考えていない』と言っていた。あの16番のパーパットはそう思って打ちました」。貪欲にライバル達の強さを研究する向上心が、自身を変える鍵となった。
 高額優勝賞金ゲットで欲しかった「背の高い両開きの大型冷蔵庫」の購入も決定。前週まで25位だった今季賞金ランクも一気に6位に上がった。

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