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ワクチン不足が再燃 焦る自治体も、国は「在庫偏り」

2021年6月27日 05時00分 (6月27日 05時00分更新)
 新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種の七月完了に向けて事業が進む中、先をにらむ自治体に「ワクチン不足」の不安が再燃している。最近のハイスピード接種を支えた「潤沢な供給」が一転、配送量が減り調整局面に移行するためだ。早く打ってもらおうと、各地に大量に配ってきた国。市区町村という現場を含めた在庫の過不足で混乱する可能性もある。

▼犯人捜し

 「いろいろな関係者にご協力いただき、感謝を申し上げる」。河野太郎行政改革担当相は二十六日、視察先の神奈川県茅ケ崎市内で記者会見し、高齢者分について「七月末までに打ち終わる」と言い切り、目標達成に対する謝意にまで言及した。
 同時に「十〜十一月に希望する全ての国民の接種を終える目標を達成できるよう、頑張りたい」として、六十四歳以下の促進へ意欲を示した。
 足元で順調に見える事業。先行きを巡り、自治体にはワクチン配分が減ることへの不満が出る。河野氏は「ワクチンは不足しているわけでない。希望する国民が打てる量を九月末までに確保している」と、火消しに追われ始めている。
 国は「自治体、医療機関の中に在庫がたまっている可能性がある」(田村憲久厚生労働相)としており、一...

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