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<美濃飛騨スペシャル> (79)多治見の交通渋滞の原因は 少ない迂回路、人口増も

2021年6月27日 05時00分 (6月27日 05時00分更新)
多治見市内を東西に走る国道19号。ピーク時は右折車線などで渋滞する様子がみられる=同市上山町で

多治見市内を東西に走る国道19号。ピーク時は右折車線などで渋滞する様子がみられる=同市上山町で

  • 多治見市内を東西に走る国道19号。ピーク時は右折車線などで渋滞する様子がみられる=同市上山町で
 東西に国道19号、南北に国道248号という二本の交通の大動脈が走る多治見市。朝夕のピーク時には市街地周辺で交通量が集中し、各地で渋滞が発生する。隣接する土岐市では大規模商業施設の開業計画もあり、周辺地域からのさらなる流入が見込まれる中、関係機関は渋滞緩和への対応に頭を悩ませている。 (脇阪憲)
 「混みだすと全く進まない」。JR多治見駅の待機所で客を待つタクシー運転手の男性は市内の交通事情についてこう語る。「できる限り脇道を使うが、どうしようもないときがほとんど」と、もはや割り切った様子。別の男性は「昔に比べたら良くなったほう。もっとひどかったから」と現状に一定の評価を下す。大小あれど、毎日のように発生する渋滞にストレスを抱える人は多い。
 データにも顕著に表れている。市が二年に一度、市民を対象に実施する意識調査によると、二〇二〇年度の調査で市政への満足度を問う項目のうち、「渋滞緩和のための道路整備」は全体で最も低いポイントを示した。「子育てや女性の就業への支援」や「企業誘致」など他のマイナス項目と比較してもかなり差をつけてのワーストだった。
 前回、前々回の調査でも最低値を記録しており、...

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