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20年前の思い出 掘り起こす 小松・稚松でタイムカプセル開封

2021年6月27日 05時00分 (6月27日 11時15分更新)
タイムカプセルの中身を取り出す参加者
=小松市中央児童センターで

タイムカプセルの中身を取り出す参加者 =小松市中央児童センターで

  • タイムカプセルの中身を取り出す参加者
=小松市中央児童センターで
  • カプセルから出てきた手紙やアルバム、新聞など=小松市中央児童センターで

◇手紙や新聞、雑誌・・・

 小松市稚松地区にある市中央児童センターが二十年前に、当時の子どもらと埋めたタイムカプセルの開封式が二十六日、同センターの庭であった。同地区の稚松小学校と丸内中学校に、児童生徒たちが十年後の自分に宛てた手紙を送るサービス「タイムカプセル郵便」も贈られた。子どもたちは過去から現在、未来へと思いをはせた。 (井上京佳)
 センターは二〇〇一年、創立二十周年記念で、庭の木のそばにタイムカプセルを埋めた。開封式には児童生徒、住民ら約五十人が参加。カプセルを埋めた二十年前の式典にも出演した同市の市民劇団「大杉ミュージカルシアター」の子どもたちが、歌と踊りで盛り上げた。
 児童らがスコップを使って掘り始め、黄色のカプセルが土の中から頭をのぞかせると、「あった!」と目を輝かせた。約二十五分かけて、直径四十八センチの球体のカプセルを掘り出した。
 続いて、同地区の住民有志でつくる「稚松はつらつ協議会」などが、稚松小と丸内中の児童生徒のために企画したタイムカプセル郵便の両校への贈呈式があった。児童生徒は今年九月末までに未来の自分に手紙を書く。手紙は約十年間保管され、三一年の元旦にそれぞれの自宅に届くという。
 式典の後、カプセルの中身を開封した。未来の自分に宛てた手紙や当時の新聞や漫画雑誌、交換ノート、「モーニング娘。」のポスターなどが入っていた。五十円はがきには「夢はかなえてますか」「明るく生きよう」などと書かれていた。稚松小五年の飯田紗世さん(10)は「深くて掘り出すのが大変だった。手紙には、未来の車や学校の建物がどうなってるのか書きたい」と話した。
 ミュージカルシアターを主宰するガート・ウエスタハウトさん(61)=金城大短期大学部教授=は、「二十年は私には短く感じるが、子どもたちは大きくなった。今の子も元気な大人になってほしい」と感慨深げだった。
 カプセルの中身は、二十八日から七月二日まで稚松小で、五日から市役所エントランスホールで展示される。

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