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「城島になる可能性」ドラフト候補の県岐阜商大型捕手 木のバットで打撃磨き頂点誓う【甲子園】

2021年6月26日 17時41分

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夏への意気込みを語った県岐阜商・高木翔斗捕手

夏への意気込みを語った県岐阜商・高木翔斗捕手

 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の代表を決める岐阜大会の組み合わせ抽選会が26日、岐阜県関市のわかくさプラザであった。今春の選抜に出場した県岐阜商は1回戦で中津と対戦。今秋ドラフト候補の高木翔斗捕手(3年)は高校最後の夏での全国制覇を誓った。
【表で詳しく】高校野球岐阜大会の組み合わせ
 春の悔しさは夏に晴らす。県岐阜商は今春のセンバツでは1回戦で市和歌山の世代屈指の好投手・小園の前に0―1のサヨナラ負け。続く春の県大会では市岐阜商に敗れて8強止まりだった。岐阜を代表する強豪校として、このまま終わるわけにはいかない。
 「春は悔しさを通り越して情けない負けをしてしまった。その悔しさをぶつけて、岐阜では他のチームを圧倒して甲子園に行きます」と高木はリベンジを胸に刻む。センバツでは小園から1安打を放ったとは言え、4番としてチームを勝たせられなかった悔しさが先に立った。
 夏に向けてチームで長打力に磨きを掛けてきた。1キロある木製のマスコットバットを使ったロングティーを定期的に敢行。100球打つ中で80メートルなら1点、90メートルなら3点、100メートルを超えれば5点と得点形式で集計し、チームトップの最高得点425点を記録した。「木のバットは芯で打たないと飛ばない。自分のポイントで打てる確率が上がりました」と手応えを得た。
 身長186センチ、体重86キロ。恵まれた体格を生かしたパワーだけでなく、広角に長打を打つ技術も備える。前任の熊本・秀岳館時代には現ソフトバンクの九鬼らをプロに送り出した鍛治舎巧監督(70)も「これまで見てきた中でもスケール感がすごい。城島みたいになる可能性もあるんじゃないかな」と大リーグでも活躍した強打の捕手を引き合いにそのポテンシャルを評価する。
 「日本一を取るために県岐商に来ました。まずは県の頂点に立って、甲子園で日本一を目指します」と高木は力を込めた。夏の主役に躍り出る準備はできている。
▼高木翔斗(たかぎ・しょうと) 2003年8月12日生まれ、岐阜県垂井町出身の17歳。186センチ、86キロ、右投げ右打ち。府中小1年の時に軟式の伊吹クラブで野球を始め、6年時には中日ドラゴンズジュニアに選ばれた。垂井北中では軟式の岐阜フェニックスに所属して3年夏に全国大会に出場。県岐阜商では1年春の県大会からベンチ入りし、同年春の東海大会から正捕手を務める。高校通算18本塁打。

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