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渋野日向子「マジでよかった。泣きそうだったもん」 五輪へ望みつなぐ予選通過、思わず「ゴー!」と叫んだイーグル締め【全米女子プロ】

2021年6月26日 12時21分

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渋野日向子(AP)

渋野日向子(AP)

◇25日 ゴルフ女子メジャー 全米女子プロ第2日(米ジョージア州、アトランタ・アスレチックC)
 優勝に準じる成績なら東京五輪日本代表入りの可能性を残している渋野日向子(22)=サントリー=は1イーグル、2バーディー、2ボギーの70と巻き返し、通算2オーバーの57位で決勝に進んだ。3週前の全米女子オープンで優勝した笹生優花(20)=ICTSI=も70、通算1アンダーの32位で予選を通過。畑岡奈紗(22)=アビームコンサルティング=は通算3オーバーの71位で1打足りなかった。ネリー・コルダ(米国)が9つ伸ばし、通算11アンダーで首位に立った。
  ◇  ◇  ◇
 「マジでよかった。泣きそうだったもん」。18番パー5。6メートルのパットを強気に沈めた渋野は、これ以上ないという笑顔をつくった。
 練習ラウンドでは「難しくて2打目でグリーンは狙えない」と決めていたが、予選カットラインがちらつく最後のホールに「こうなったら行くしかない」と決断。グリーンエッジまで残り206ヤード、勇気を振り絞って3番ウッドを持ち、何度も深呼吸してから打った。思わず「ゴー!」と叫んだ打球で2オン成功。そしてイーグルパットを決めた。
 進撃は12番パー5から始まった。83ヤードの第3打を池に入れたものの、ほぼ同じ所からの5打目を5メートル以上スピンと傾斜で戻してカップインさせパーセーブした。これで勢いに乗り、13番で6メートルを入れて初バーディー。17番も1・5メートルにつけて2つ目を取った。
 最後の18番もイーグル締め。「特に最後の2ホールで、この3カ月の(米遠征の)全てを出し尽くした感じ。いろいろあったけれど、頑張ってよかった。明日があるのがうれしい!」と心の底から叫んだ。イーグルパットは「読み切ったというか、もうやけくそ」だったという。
 五輪代表入りには首の皮一枚つながっている状況に変わりはない。首位までは13打差。V戦線にはまだまだ遠い。それでも「最後まであきらめないっていうのを、今日はすごく感じられた。自分でもあきらめちゃだめだなとすごく思った。これからのゴルフ人生も、この2ホールで変わってくると思う」と前を向いた。
 2年前の全英女子オープンで逆転優勝した最後のバーディーパットも、同じ6メートルだった。ひょっとしたら、再び人生を変える大逆転があるのか…。

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