本文へ移動

「ささやかなさ」 来月、金沢で公演

2021年6月26日 05時00分 (6月26日 11時18分更新)
「ささやかなさ」の東京公演での1シーン=東京都三鷹市で(撮影・月館森)

「ささやかなさ」の東京公演での1シーン=東京都三鷹市で(撮影・月館森)

 気鋭の劇作家松原俊太郎さんの作品を、舞台芸術コレクティブ(集団)として注目される「スペースノットブランク」が演出する舞台「ささやかなさ」が7月3、4日、金沢21世紀美術館シアター21で上演される。21美が公募して選ぶ「アンド21」の採択事業。
 卒業式の日、教室に集まった生徒たちは、もういなくなったひとりの人間を思い出す。その人が求めていたこと、託したものとは何だったのか、生徒たちが問答する中で謎が深まっていく…。役者たちがせりふを丁寧に語り、松原さんのテキストがはらむ独特の世界が浮かび上がる。2019年に初演された作品を再演のためリライトしながら新型コロナの影響で中止となり、さらに書き換えての上演という。
 松原さんは1988年熊本県生まれ。神戸大経済学部卒。19年に「山山」で岸田国士(くにお)戯曲賞を受賞。20年には文芸誌「群像」に小説「ほんとうのこといって」を寄稿している。
 スペースノットブランクは、舞台作家の小野彩加さん、中沢陽さんが12年に結成。作品ごとに異なるアーティストと共同で、既成概念にとらわれず新しい表現手法や舞台芸術のあり方を追求している。17年にせんがわ劇場演劇コンクールでグランプリ、利賀演劇人コンクールで優秀演出賞を2度受賞している。
 公演は3日午後1時と午後6時から、4日午後1時からの計3回。前売り2900円(当日3500円)、30歳以下と60歳以上は2400円(当日3000円)、小学生から高校生までは無料(要申し込み)。チケットは、スペースノットブランクのホームページから。(松岡等)
◇スペースノットブランクのホームページはこちらから=

関連キーワード

PR情報

北陸文化の新着

記事一覧