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不調気にしていた中日ビシエド「感覚悪くないのに打ち損じ…」自分に『大丈夫』と言い聞かせ価値あるV弾

2021年6月26日 06時00分

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8回表1死一、二塁、左越えに勝ち越し3ランを放つビシエド

8回表1死一、二塁、左越えに勝ち越し3ランを放つビシエド

◇25日 広島3―6中日(マツダ)
 怒りの一撃だった。交流戦明けの打率1割台に沈む主砲。そのビシエドのバットが火を噴いたのは、3打席凡退で迎えた同点の8回1死一、二塁の場面だ。広島3番手・塹江の内角速球をジャストミート。左翼席へ10号3ランをぶっ放した。
 「感覚は悪くないのに、打ち損じていた。自分への怒りを鎮めるのに必死だった。久しぶりのヒットがホームランになってチームの勝利に貢献できた。うれしかったよ」
 内角スライダーと外角速球を空振りして追い込まれ「インコースのスライダーを準備しながら、反応で打てた」と自己分析。腕を畳んでクルッと回転し、149キロ速球をものの見事に仕留めた。
 18打席連続無安打の鬱憤(うっぷん)を晴らすアーチだった。前カードの本拠地・阪神3連戦では11打数無安打。「リラックスしようとしても、どうしても野球を考えてしまう」。広島への移動中もスイングが気になって仕方ない。好調時のイメージを思い出して「大丈夫だ」と自分に言い聞かせながら、2時間強を過ごしたという。
 価値ある主砲の決勝弾に与田監督も大喜びだ。「このホームランをきっかけに感じをつかんでほしい」。絶好調だった交流戦では唯一、打率4割超で両リーグから1人ずつ選ばれる日本生命賞をゲット。そんな助っ人の復調に笑顔を浮かべた。
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