長友佑都の隣を常にキープ…“世界基準”を吸収し続けた小川諒也が目指す2022カタールへの道【FC東京】
2021年6月26日 06時00分
FC東京の日本代表DF小川諒也(24)は、同じサイドバック(SB)で、クラブの大先輩でもあるDF長友佑都(34)=マルセイユ=から得た教訓を糧に2022年W杯カタール大会を目指す。小川は25日のオンライン取材で、今月の日本代表活動を振り返り、以前から「楽しみ」としていたOBとの出会いをこう語った。
「長友さんがいたことは大きかった。学ぶことも多かった。(欧州の)試合を見ることはできても、実際に経験した選手の話は貴重。刺激はあったし、自分に足りない部分が見つかった」
活動期間中の練習後には常に隣をキープし、長年日本代表を支えた左SBから薫陶を受けた。状況判断の早さや、パススピードに至るまで、長友が皮膚感覚で知る世界基準を自らに照らし合わせ「FC東京でも意識を高くもっとやっていかないといけない。ずっと海外にいる選手との距離を縮めるどころか離されてしまう」と危機感を口にした。
一方で、手に入れた世界基準と自らの立ち位置を測る“物差し”を生かすも殺すも「自分次第。東京にいても成長できる」と言う。来年に迫るW杯に向けて「一番の目標で、ずっと描いてきた夢」と、さらなる飛躍を誓った。
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