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“渋いビル”めでる 建築家ら観察研究10周年、名古屋拠点に冊子

2021年6月26日 05時00分 (6月26日 05時00分更新)
「名古屋渋ビル手帖」を手に活動を振り返る謡口さん(左)と寺嶋さん=名古屋市東区で

「名古屋渋ビル手帖」を手に活動を振り返る謡口さん(左)と寺嶋さん=名古屋市東区で

  • 「名古屋渋ビル手帖」を手に活動を振り返る謡口さん(左)と寺嶋さん=名古屋市東区で
  • 二人が最初にひかれた「渋ビル」の中産連ビル。美しい外壁のタイルが印象的だ=名古屋市東区白壁で
  • 手帖では渋ビルを模した料理レシピや、渋ビルの観察ポイントも紹介している 
 地味だけど味わい深い建物、名付けて「渋ビル」。名古屋を拠点に、高度経済成長期に建てられた「渋い」建築物の観察を楽しんでいる「名古屋渋ビル研究会」が、結成して10周年を迎えた。インテリアに街歩き、スイーツ…。「渋ビル」の魅力をさまざまな視点から、年1回程度刊行の小冊子「名古屋渋ビル手帖(てちょう)」で発信している。 (宮崎正嗣)
 「アクセントを付ける階段まわりも要チェック」「タイルの色合わせは上級者コーデ」。「手帖」を開くと、雑居ビルの写真とともに、「これってファッション誌?」と思わせる言葉が並ぶ。探索ルポのほか、渋ビルを模したスイーツなどの料理レシピ、渋ビルが登場する読書案内、さらには自分にぴったりのビルを診断してくれる「パーソナルビル診断」まで。建築に詳しくなくても楽しめる企画が詰まっている。
 研究会は、名古屋市立大芸術工学部の同級生だった建築家の謡口志保さん(44)と、グラフィックデザイナーの寺嶋梨里さん(43)が二〇一一年に立ち上げた。以来、名古屋市を拠点に、二人で活動を続ける。手帖を制作しているほか、訪れた渋ビルを研究会のブログで紹介。街歩き用のガイドマップ「渋ビル宝典」も不...

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