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「質問順、仕組まれている 多数派によるいじめ」 梅野・野々市市議 投稿

2021年6月25日 05時00分 (6月25日 10時22分更新)

市議会が辞職勧告決議

 野々市市議会(定数一五)は二十四日、梅野智恵子議員=一期=に対して、会員制交流サイト(SNS)への投稿が市議会議員政治倫理条例に反し、議員の品位を損なったなどとして、辞職勧告を決議した。法的拘束力はない。
 決議によると、梅野議員は今月八日午後五時二十分ごろ、SNSのツイッターで「一般質問の順番、くじ引きと言いながら絶対に仕組まれているんだよね。こういうところも多数派によるいじめ」と書き込んだ。午後九時五十分には「私と質問被(かぶ)る議員を、必ず私の前にするんですよ。いつものことだけどね」と投稿した。
 同日の議会運営委員会で、質問順を慣習で中村義彦議長がくじ引きで決めた。十五日の市議会一般質問で、梅野議員の質問の前に、別の市議が似た内容の質問をすることになった。
 梅野議員は取材に「議決を厳粛に受け止めている。周囲から孤立し、精神的な弱さから思わずツイートしてしまった。進退については自分の言葉で説明したい」と話し、SNSの利用は続けるとしている。
 中村議長を除く、十三人が議決に賛成した。中村議長は取材に「市民に心配と迷惑をかけておわびしたい。全会一致で議決した重みをしっかり受け止めてもらいたい」と話した。
 梅野議員は二〇一九年四月に初当選。同年十二月、所属していた自民系最大会派野々市フォーラムの他議員と折り合いが付かずに離脱。自民系一人会派「みのりの会」として活動。二〇年六月には自民党野々市支部から、SNS上の別の発言や共産党議員提出の選択的夫婦別姓の意見書への賛成を問題視され、除名処分を受けた。(吉田拓海)

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