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乗っ込みイサキ 三重・国崎沖

2021年6月24日 05時00分

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良型のイサキに笑みがこぼれる庄山さん

良型のイサキに笑みがこぼれる庄山さん

  • 良型のイサキに笑みがこぼれる庄山さん

 伊勢湾口では乗っ込み(梅雨)イサキが梅雨本番とともに本格化の気配を見せている。重量感あふれる抜群の釣趣と旬の絶品の食味を、絶不調だった昨年の分まで楽しみたい。今回は潮回りの影響がある三重県鳥羽市・石鏡沖、国崎沖での作戦など、確認のために国崎沖に出た7日の様子も交えてお届けしよう。 (中日釣ペン・向井直)
 【概況&見通し】
 鳥羽市側では5月下旬からボツボツと乗っ込みイサキの姿が見え始めた。海面水温が20度近辺になり、イサキ好みの黒潮本流の軸が徐々に西に移動してくるなか、大潮の上げ潮に乗って先陣の群れが到来した。
 7日現在、国崎沖のイサキポイントの海面水温は21度になっているが、平年よりやや低めだ。水深50メートルは18度で一昨年より2度ほど低い(気象庁実況図による)。このため、乗っ込んできたイサキの活性は低い。
 しかし、気象庁によると、今月下旬にかけて黒潮本流の軸はさらに西に移動して黒潮流入が顕著になる予想。真夏日もあいまって水温が上昇すれば、乗っ込み本格化だ。
 【作戦】
 (1)潮回りの選択 日和の選択(曇天、小雨の蒸し暑い日)に加え、鳥羽市側では底潮の動きを左右する潮回りの選択も重要だ。底潮がゆったり動く中潮、小潮回りが狙い目に。大潮回りでも潮止まり前後に期待できるが、イサキは潮上、潮下で釣果の差が出やすく、大潮回りではこの差が極端になる。
 (2)タナでの誘い タナの統一は大きな決め手だが、タナでの誘いも重要だ。特に活性が低い時は誘いによって大きな差が出る。底近くから15メートルくらい上まで電動の超スロー巻き上げで誘うのは初心者向きだが、イサキの群れが散って釣果が伸びにくく、サバなどの外道が交じりやすい。今後はソウダカツオも交じるので、幅広い巻き上げ誘いはNGだ。
 タナで竿をゆっくり動かすか、少し送り込みも交えて誘いたい。竿を大きく振ってまき餌をたくさん出すのもNG。電動超スロー巻き上げをする場合はタナを中心に4〜5メートルの幅にしたい。外道対策のため、まき餌は棚で出し切る。なお、45センチ級ゴマサバもいるのでハリスは3号必須。皆がそろえればイサキは十分食ってくる。
 【実釣】
 2日に石鏡沖で乗っ込みの群れを見た後、潮回りを選んで7日午前5時半、国崎港の「宏漁丸」に乗り、10人の乗り合いで国崎沖に出た。水深46メートルのポイントでかかり釣り。曇天だったが早朝は幾分か涼しかった。右舷ミヨシから図の仕掛けを投入。船長の指示は水面の道糸40〜30メートルまで電動の超スロー巻きでの誘い上げだ。
 底潮はゆったり動いて期待が持てた。しかし、私の竿には1時間半アタリがなかった。33センチのイサキを上げた左舷胴の間の庄山晃さん(73)から当たりダナは35メートルと聞き、集中的に攻めたが当たらない。多くの人が底から巻き上げるため、イサキが混乱しているようだ。イサキの活性も低い。船長は幾度もアンカーを打ち替えた。

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