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「特撮Boyz」氏家蓮 主演務める音楽劇1年7カ月ぶりの再演へ「人生に無駄はない」

2021年6月24日 05時00分

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舞台「男おいらん」への思いを語る氏家蓮

舞台「男おいらん」への思いを語る氏家蓮

  • 舞台「男おいらん」への思いを語る氏家蓮
  • 本番に向けて「男おいらん」の通し稽古に打ち込む氏家蓮(中)
 舞台を中心に活動する一方、8人組ヒーローユニット「特撮Boyz(ボイズ)」としてもファンを集める俳優の氏家蓮(28)が主演を務める音楽劇「男おいらん~歌舞繚乱~」(田中寅雄演出)が30日、東京・新宿村LIVEで開幕する。2019年12月に氏家主演で初演、昨年再演予定だったがコロナ禍で延期となり、1年7カ月ぶりの再演に氏家は「人生に無駄はないと、さまざまな経験を積んで、引き出しを増やしてきた。演技が人の幸せ、勇気につながれば」と連日稽古に余念がない。
 「男おいらん」は作家内藤みかさん原作・脚本で12年に初演。19年から氏家が主演を務める。物語は江戸時代、東北の貧しい農家に生まれた柾木(まさき、氏家)が奉公のため江戸へ向かうが、連れて行かれたのは“裏吉原”と呼ばれるあでやかな着物姿の男遊女が並ぶ男遊郭だった。そこに現代から新宿・歌舞伎町のナンバーワンホストがタイムスリップし、ストーリーが動きだす。
 氏家は自身の初演以来、ほかの舞台を経験しながら再演を待ちわびた。「芝居にゴール、正解はないと思うが、1つのシーンでどれだけのものが出せるか。共演相手のことを考えたり、いろいろ学んできた」と成長を語る。
 今回の舞台は氏家が出演する「華組」と「蓮組」のWキャスト。主人公の柾木について「大切な人のために生きるという意志の強さや、“男おいらん”という切なさから見えてくる何かを観客に届けたい」と意気込む。
 主演舞台と同時に氏家は25日、東京・渋谷で「特撮Boyz」のワンマンライブも控えている。「男おいらん」で共演する桜樹舞都(26)もメンバーの1人だ。ダンス、アクション、歌唱ありのステージは女性ファンだけでなく、子どもたちも集まる人気ステージだ。「ダンスリーダー、総合演出で関わっており、1人のパフォーマーとしてだけでなく、観客にどう見せるか、届けるか、ヒーローなのでかっこよさをどう見せるかを考えています」と異なる2つのステージの同時進行をこなす。
 コロナ禍の中、活動の幅は広がる。昨年から東京・江東区エリアのラジオ・レインボータウンFMで月1回生放送の番組パーソナリティーも担当。「舞台では役者としての自分を見てもらっているが、ラジオは素の部分が伝わるかもしれない。ファンの人とちょっとだけ距離感が縮まるかな」と笑った。
 今後について「リアルですが、大きなステージで自分の舞台表現を好きになってもらえれば。ユニットもヒーローですから全国に羽ばたきたい。25日のライブでは『待つな、動きだせ』というメッセージで元気を届けるつもりです」と言葉に力を込めた。
◆氏家蓮(うじいえ・れん)◆1992(平成4)年10月9日生まれ、28歳。北海道出身。高校1年からダンスに取り組み、ブレイクダンスなどを得意とし、音楽番組でのバックダンサーも務める一方、俳優として2017年、ミュージカル「ちっちゃな英雄」でデビュー。以来舞台に多数出演。25日にワンマンライブが開催される8人組ヒーローユニット「特撮Boyz」ではダンスリーダーと総合演出も担う。趣味は漫画、一人旅、猫カフェ。舞夢プロ所属。

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