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中日直倫が阪神藤浪から走者一掃二塁打「チャンスに強いイメージはない」ながら得点圏打率3割6分4厘

2021年6月24日 06時00分

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7回裏2死満塁、堂上が右中間に走者一掃の二塁打を放つ。投手藤浪

7回裏2死満塁、堂上が右中間に走者一掃の二塁打を放つ。投手藤浪

 中日が粘りに粘って3連敗を阻止した。23日の阪神戦(バンテリンドームナゴヤ)は同点の7回、押し出し四球で勝ち越し、堂上直倫内野手(32)が3点適時打を放ち一挙4得点で快勝。首位を独走する阪神に押され気味だったが、再三の好守で踏ん張り、終盤の爆発につなげた。
 全員野球の締めくくりは堂上のバットだった。1点リードの7回2死満塁。藤浪の154キロをとらえた。打球はライナーで右中間へ。走者一掃の二塁打に思わずガッツポーズが飛び出した。「球が速いので体を振らずにコンパクトに」。試合を決める一振りになった。
 「チャンスに強いイメージはない」と謙遜するが、今季は得点圏11打数4安打、打率3割6分4厘。「ある程度割り切って打席に入れている」。打席での取捨選択がハマっている。
 この回を「チーム一丸となって相手をつぶすという気持ちだった。良い攻撃に加われてよかった」と振り返った堂上。つないでつないで勝ち越した。まずは先頭の桂が四球を選び、大島が右前打。さらに高松の代打・福留が四球を選ぶなど1死満塁に。ここで高橋周が見逃し三振に倒れ嫌なムードが充満したが、ビシエドがフルカウントから押し出しを選び勝ち越しに成功した。与田監督も「ひとつひとつの積み重ね。良いピッチャーだから粘るの難しかったと思うけど、つないでくれた」と納得の表情を浮かべた。
 帽子のつばには名古屋北リトル時代に指導を受けた野道輝夫さんの名が書かれていた。今でも手紙でやりとりをしている。本人も、この出会いがなければプロ野球選手にはなれていないと語るほど。小学生のころに教わったタイミングの取り方は今でも原点だ。「その人のことを思って感謝の気持ちをもってプレーしようと思って書いています」。ひた向きな思いが結果につながった。

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