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【ACL】名古屋が初戦勝ち点3 阿部冷静に右足で流し込む「素直にうれしい」

2021年6月23日 20時01分

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得点を挙げ斎藤(左)らに祝福されるMF阿部(中央)=名古屋グランパス提供

得点を挙げ斎藤(左)らに祝福されるMF阿部(中央)=名古屋グランパス提供

 9年ぶりのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場の名古屋グランパスは22日、タイ・ラジャマンガラスタジアムで、ジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)と対戦し、1―0で勝利。初戦を飾った。
 決して切らさなかった集中力が、虎の子の1点を生んだ。後半15分、成瀬竣平(20)のシュートはポスト横にいた山崎凌吾(28)の足元へ。審判団にオフサイドを訴える相手を横目に完全フリーでゴール手前の阿部浩之(31)がパスを受け、冷静に右足で流し込んだ。
 クラブ9年ぶりのACLで白星発進へ導いた阿部は「どんな大会も初戦で勝ち点3を取るのは、本当に難しいと思う。それにつながるゴールを取れた。チームの勝利に貢献できたことが素直にうれしい」と、公式戦の今季初得点を喜んだ。
 立ち上がりから、ACLならではの壁が立ちはだかった。長く柔らかい芝の荒れたピッチに苦戦しミスを連発。ボールを前に進められず、チャンスの数は限られた。加えて、前半だけで両チーム計5枚のイエローカードが出され、審判のジャッジ基準に困惑の表情を見せる選手が多くいた。
 ただ、先発メンバーの半数以上がACL経験者のグランパスは、冷静さを失わなかった。中でも決勝点の阿部は今季出番に恵まれず、公式戦先発は実に2カ月ぶり。それでも優勝請負人の異名にふさわしい勝負勘で、攻撃を引っ張った。
 自慢の堅守で反撃もシャットアウトし、得意の“ウノゼロ(1―0)”で勝利。マッシモ・フィッカデンティ監督(53)は「難しい状況の中で、(集中を)90分間切らさなかった」。敵にも負けず、過酷な環境にも負けず、グラ戦士が連勝街道を突っ走る。
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