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全米注目の20歳「生まれながらに安打を打つ才能。野球の神様が僕に授けてくれた」【AKI猪瀬コラム】

2021年6月23日 06時00分

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ワンダー・フランコ(AP)

ワンダー・フランコ(AP)

 MLBで最もホットなニュースは、日本時間23日にメジャーデビューを果たす20歳のワンダー・フランコ内野手(レイズ)です。
 ヤンキース、ブルージェイズ、ブルワーズなどと争奪戦を繰り広げたレイズが2017年7月に382万5000ドルで獲得。ドミニカ共和国では10歳時から注目を集めていた当時16歳のフランコは、国際マーケットのFA選手ランキングで大谷翔平選手に次ぐ高評価でした。
 プロ1年目の18年にルーキーリーグで打率3割5分1厘を記録してMVPを獲得。フランコいわく、「生まれながらに安打を打つ才能を持っている。野球の神様が僕に授けてくれた能力」。その言葉通りにマイナーで安打を量産し、今季初昇格した3Aでも3割1分5厘をマーク。6月の月間打率は脅威の3割7分1厘です。
 レイズのニアンダーGMは「身体能力の高さに注目が集まるが、20歳でその身体能力を生かしきれる技術の高さが、フランコの本当のすごさだ」と驚嘆。2年連続でMLBの有望新人ランキング1位を獲得したフランコは「メジャーでプレーする準備はできている」と自信を見せています。
 ホワイトソックスのマイナーでプレーした父のワンダーは、メジャーリーガーになれませんでした。現在マイナーの兄2人も名前はワンダー。「父も兄も全員が『ワンダー・フランコ』。僕が『ワンダー・フランコ』として、家族を代表して父や兄の分までメジャーリーグでプレーをする」
 メジャーデビューするフランコの背番号は5。「ドミニカ共和国が生んだ史上最強の打者、プホルスに敬意を表して選んだ」。いよいよ始まるメジャーリーグ人生でプホルスのような素晴らしいキャリアを残すことができるのか。全米注目の20歳がベールを脱ぎます。(大リーグ・アナリスト)

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