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【高校野球】三重・菰野の池田翔紀「甲子園に行きたい」 ケガ克服しプロ注目の左腕に成長

2021年6月22日 18時39分

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菰野を引っ張る池田翔紀投手

菰野を引っ張る池田翔紀投手

 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間)の甲子園代表を決める三重大会の組み合わせ抽選会が22日、津市内であった。64チームが参加し、7月10日に開幕。順調に日程が進めば同26日に四日市市営霞ケ浦球場で決勝がある。プロ注目左腕、池田翔紀投手(3年)を擁する菰野は初戦で英心と対戦する。
 県内屈指の好左腕が、最後の夏に懸ける。「秋、春は思い切り投げられなかったけど、夏は自分は主体となって投げたい。守備から攻撃につながるような投球をして、甲子園に行きたい」。池田が言葉に力を込めた。
 181センチ、83キロの大型左腕は、1年春の東海大会準決勝・浜松商戦で先発デビュー。2イニングを無安打無失点に抑えた。
 「このまま球速も伸びて、プロを意識して…と思っていた」。だが、その後はケガとの戦いだった。コロナ禍の影響で大会がなくなり、昨年6月には左肘を痛めた。我慢して投げた昨秋は2回戦で敗れ、直後に疲労骨折が判明。長期の離脱を余儀なくされた。
 治療期間は柔軟性を養うトレーニングに力を入れ、中日・福谷らプロ選手も訪れる津市のみどりクリニックにも通った。そこで肩甲骨の使い方を学び、「やる前より投げやすくなった実感がある」。3月からキャッチボールを再開。4月にはブルペンに入った。そして今春の練習試合で、直球は自己最速を4キロ更新する140キロを計測した。
 「ここで出たかと、びっくりした。MAXも更新できたし、治ってから3カ月たって、ケガをする前より良くなっていると実感している」
 阪神・西勇輝投手(30)らを育てた戸田直光監督(58)が「左投げで身長があってコントロールがいい。失点が計算できる」も素材の良さを認める。目立った実績はないものの、その将来性をプロ側も注目し、複数球団が試合などの視察に訪れている。
 「万全の状態でアピールもしたい」。2008年以来の選手権出場を目指す夏。チームを勝利に導くとともに、自らの価値を高める舞台にもなる。
 ▼池田翔紀(いけだ・しょうき) 2003年5月30日生まれ、津市出身の18歳。181センチ、83キロ、左投げ左打ち。小学2年から高岡コンドルズで野球を始め、中学時代は三重ゼッツヤングでプレー。菰野高では1年春の東海大会からベンチ入り。2年秋からエース。

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