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コロナ感染者続出のサッカー南米選手権「バブルが汚染されると逆に密に」「悪い例として東京五輪の参考」

2021年6月22日 15時10分

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コパアメリカに出場しているアルゼンチン代表のメッシ(AP)

コパアメリカに出場しているアルゼンチン代表のメッシ(AP)

 ブラジルで開催されているサッカーの南米選手権「コパ・アメリカ」で選手、関係者から多くの新型コロナ感染者が出ていることについて、22日にTBS系の情報番組「ひるおび」が取り上げ、東京五輪で想定される「バブル方式」での開催への懸念が紹介された。
 コパ・アメリカは共催予定だったコロンビアとアルゼンチンが開催を返上、「コロナは風邪」と公言するブラジルのボルソナロ大統領の政治判断で6月13日から7月10日まで開催される。
 感染対策として無観客開催、48時間ごとのPCR検査、外出制限、専用バスなど「バブル形式」が採用されたが、開幕直前から選手関係者の感染が相次ぎ、ブラジル保健省は20日の段階で選手38人、関係者45人の83人の感染を発表。ブラジル国内では大統領に対する抗議デモも起こっている。
 日本医科大の北村義浩教授は「バブルは中がきれいだと閉じ込めておくことができるが、一度ウイルスなどで汚染されてしまえば、逆に囲まれている分、密になってしまうこともある。観客や宿泊施設関係者などバブル外に簡単に行き来できてしまうが、外がクリーンかどうかはコントロールできない。欧米のようにワクチン接種が進んでいないブラジルや日本では、バブル方式があだになる可能性が高い」と警告した。
 スポーツライターの小林信也さんは「コパ・アメリカは悪い例として東京五輪の参考になる」と語り、タレントのモーリー・ロバートソンさんは「メディアや関係者は自分の価値観で動くので、バブル方式は机上の空論になる可能性がある」とコメントした。

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