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朗読で「出雲の阿国」 竹元まき子

2021年6月22日 16時00分 (6月22日 16時00分更新)
「出雲の阿国」に主演する竹元まき子(ことばの会えくせるしあ提供)

「出雲の阿国」に主演する竹元まき子(ことばの会えくせるしあ提供)

 歌舞伎の素地を築いたとされる「出雲の阿国(おくに)」をモチーフとした朗読公演「新版 出雲の阿国」が七月二〜四日、名古屋市北文化小劇場で上演される。唄や踊りも披露する主演の竹元まき子は「お客さまの中にしっかりとした阿国像を作り出せるような舞台にしたい」と話す。
 阿国は安土桃山時代から江戸時代初期にかけ、出雲大社の巫女(みこ)を自称し、京都で男装の舞を披露した。後の歌舞伎隆盛のきっかけをつくったが、詳しい生涯は分かっていない。有吉佐和子は小説「出雲の阿国」で、権力におもねることなく踊り一本で生き抜いた芯のある女性として描いている。
 竹元はこの小説を原作とした朗読劇を二〇一八年に上演。阿国とその関係者十数人の主要な役を語り分けた。再演の今回は舞踊を多く取り入れ、より動きのある舞台を目指している。竹元は「人間の生き方を問うている作品。こういう朗読の世界があったのかと思ってもらえればうれしい」とPRする。
 各日午後二時開演。4000円。(問)ことばの会えくせるしあ=電090(9911)0428
 (小原健太)

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