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朝日に輝く「幻の果実」 高島のアドベリー収穫が最盛期

2021年6月22日 05時00分 (6月22日 10時54分更新)

朝日に照らされ収穫を待つアドベリー=高島市安曇川町で

 高島市安曇川町の特産アドベリーの収穫が、最盛期を迎えている。赤黒い小粒の実で、爽やかな甘みと酸味が特徴。アントシアニンや葉酸などの栄養素が含まれる。収穫期間が短く、日持ちさせるのが難しいことから、幻の果実と称される。収穫は七月初旬まで続く。
 町内の農園はなつむぎベリーファームでは、約三千平方メートルの畑で六百五十株ほどを栽培。今年は発育も良く豊作といい、昨年比で二割多い約二・五トンの収穫を見込む。ジャムやフルーツソースに加工するほか、道の駅「藤樹の里あどがわ」などで生果実も販売する。
 高温になると果実が柔らかくなり収穫に向かないため、涼しい時間帯に収穫する。空が朝焼けする午前四時半から、二十人ほどのアルバイトが一粒一粒丁寧に果実をもぎ取る。朝日に照らされた実は赤く輝き、宝石のよう。オーナーの梅村勝久さん(64)は「丹精して育てた。地元でしか買えないので、アドベリーを目当てに高島へ来てほしい」と話していた。
 (松田雄亮)

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