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<発掘‼ みか話~るど> (16)映画「星めぐりの町」(豊田市)

2021年6月20日 05時00分 (6月20日 09時45分更新)
映画の要所で登場する前橋=豊田市大野瀬町で

映画の要所で登場する前橋=豊田市大野瀬町で

  • 映画の要所で登場する前橋=豊田市大野瀬町で
  • 映画と橋を解説する看板の脇に立つ鈴木さん=豊田市大野瀬町で
 東日本大震災で家族を失い、心を閉ざした少年木内政美。のどかな風景に囲まれた橋の上で、大事そうに妹の形見を持つ少年に主人公の島田勇作が「つらかっただろう。泣け。泣きたかったら思いっきり−」と寄り添い、自らも目を伏せる。映画「星めぐりの町」の一場面だ。
 早くに妻を亡くし、娘と二人で暮らしながら「平野屋豆腐店」を営む勇作が、岩手県花巻市出身で遠縁の少年を引き取り、一緒に過ごす中で交流を深めて心を解きほぐしていく。そんなストーリーが豊田市の豊かな自然の中で織りなされていく。
 豊田スタジアムや松平東照宮、足助の街並み、自動車整備工場など市内全域で撮影が行われ、太田稔彦市長をはじめ、多くの市民がエキストラとして参加している。「オール豊田」の劇中で象徴的な場所として何度も登場するのが、同市稲武地区の大野瀬町にあるアーチ橋「前橋」だ。
 二〇一七年に行われた撮影では少年に勇作が寄り添うシーンや、「平野屋豆腐店」のトラックが配達のために橋を通り抜けていくところを丸一日かけて撮影した。映画に登場した時間こそ短いものの、特徴的なこの橋は観客に鮮やかな印象を残した。今、橋の脇には映画を解説する看板が設置され、...

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