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銃が当たるくじ、大麻…  世界各国で推進策苦心、過激景品に批判も

2021年6月20日 05時00分 (6月20日 05時01分更新)
 新型コロナウイルスを抑える切り札となるワクチンの接種推進策を、世界各国が苦心して打ち出している。集団免疫の獲得には人口の七割以上の接種が必要とされ、接種に消極的とされる若者らの取り込みが成否の鍵を握る。
 接種が進む米国では、政府と企業が連携し、接種者に無料でドーナツやピザ、ビールなどを振る舞ってきた。ただ、重症化しにくいとされる若年層の反発や、ワクチンへの懐疑論も根強く、接種率は伸び悩んでいる。状況を打開するため、特典は一年間無料で世界各国に行ける航空券や高額な賞金、銃が当たるくじから大麻贈呈にまで広がっており、批判が出ている。
 タイ北部の町では毎週、接種者のうち一人に約一万バーツ(約三万五千円)相当の牛一頭が当たるキャンペーンを展開すると発表し、数百人だったワクチン接種の登録者数がわずか数日で数千人に増えたという。フィリピンの首都マニラ郊外の村でも毎月牛が当たる奨励策を進める予定だ。
 買い物がてら気軽に接種できるようショッピングモールを活用する国も多いが、ルーマニアでは週末、観光客に人気の吸血鬼ドラキュラゆかりのブラン城で予約なしでワクチンを打てる取り組みを実施した。 (共同)

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