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打たない選択を尊重 職場接種、21日から本格化

2021年6月20日 05時00分 (6月20日 05時01分更新)
先行した職場接種でワクチンを打つ全日本空輸の社員=13日、羽田空港で(全日本空輸提供)

先行した職場接種でワクチンを打つ全日本空輸の社員=13日、羽田空港で(全日本空輸提供)

 新型コロナウイルスワクチンの職場接種が、多くの大企業で二十一日から本格化する。ワクチンは先行した欧米で感染抑制の効果が出ているが、持病があったり副反応が心配だったりして接種を迷う場合がある。企業の中には「強制ではない」と社内に周知するなどして、接種が義務ではなく個人の選択であることに配慮する動きも出ている。 (畑間香織、嶋村光希子)
 「接種の強要や、接種を受けていない人に差別的な扱いをしないよう注意を」
 ソフトバンクは宮川潤一社長名で、メッセージを社内に発信した。申し込みの専用サイトを設け、接種を希望しない人の意思がワクチン担当部署以外に知られないようにしている。
 新型コロナについて定めた改正予防接種法の付帯決議は、接種は「国民自らの意思に委ねられる」努力義務としている。そもそも接種に強制力がないことが従業員への配慮の背景だ。
 森ビルもメールで「接種は強制ではありません。同意がある場合に限り行われます」と周知し、接種するかの上司への報告も求めない。JR東日本は個別に上司が部下の希望を聞く。
 ただ接種後に副反応が出て、勤務の調整が必要になることはあり得る。このため東北大大学院の小坂(お...

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