【巨人】坂本 通算250号はまた伝統の一戦!「オカンも喜んでくれているんじゃないですか」命日に節目弾
2021年6月19日 18時53分
◇19日 阪神2ー6巨人(甲子園)
頼りになる主将が節目の一発で勝利を運んだ。巨人・坂本勇人内野手(32)が1点リードの6回2死、左翼席へ8号ソロ。5月7日以来の本塁打は、通算250号となった。チームの勝利につながり「もちろんそこが一番良かった」と喜んだ。
250本という数字については「250、打てるとは思いませんでした」と話したが、巨人では王貞治、長嶋茂雄、原辰徳、松井秀喜、高橋由伸、阿部慎之助に次いで7人目の偉業。また一つ、球団史に名を刻んだ。
1号、100号、200号はいずれも阪神戦。またも宿敵から記念の本塁打となったことに「節目のホームランはタイガース戦がすごい多いし、オカンも喜んでくれているんじゃないですか」と坂本。この日は2007年に47歳で死去した母・輝美さんの命日でもあった。いつも応援してくれた母にささげるメモリアルアーチともなったことも、かみしめた。
5回の守りではビッグプレーも。2死三塁で中野の高く弾んだ打球は投手の頭を越えたが、好ダッシュでさばいて間一髪アウトにし、同点を防いだ。「大きいですね。『アッ』という打球だったけど、しっかりさばいてくれた」と原辰徳監督(62)も目を細めた。1日で2位タイに返り咲き、阪神とは7ゲーム差としたが、見据えるのはとにかく目の前の一戦。頼りになる坂本もいる。勝ちを重ね、虎を追う。
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