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父4本、長男15本、次男31本…中日・堂上一族が通算50本塁打 息子2人に男の子4人 なるか3世代100号

2021年6月19日 10時23分

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4回表、同点ソロを放ち、英智コーチ(左)に迎えられる

4回表、同点ソロを放ち、英智コーチ(左)に迎えられる

◇渋谷真コラム・龍の背に乗って ◇18日 ヤクルト5―2中日(神宮)
 最後の打者にはなったが、4回には2号同点ソロを放った。ヤクルト・石川のスライダーを最後は左手一本で運んだ。
 「しっかり振れました。切れるなと思いながら走りました」。堂上の思いは通じ、左翼ポールを直撃した。今季1号を放ったのが6月3日。彼の携帯電話に短いメッセージを送った。
 「堂上一族、通算50号まであと1!」。王手から15日。残念ながら負け試合になったが、区切りの数字に到達した。次男の直倫はこれで31本。現在は球団営業本部のイベント推進部で働く長男の剛裕さんが15本。そして、父・照さんも4本打っている。
 「私は投げるより打つ方が好きでしたから」と笑って話した照さん(70)。「ジャンボ」の愛称でファンに愛された、通算320試合、35勝の投手だった。一方で打っても49安打、打率2割3分という成績を残している。
 「直倫がそんなに打っているとは知らなかったです。打率がずっと低かったですからね。今年はひょっとしたら、このまま出番がないかも…。なんて思っていましたが、こうしてチャンスをいただいているんだから、チームのために頑張ってもらわんとね」。父であり、ドラゴンズOB。息子の結果もチームの戦いぶりも気にしている。直倫の今季初昇格は5月28日。ようやく巡ってきた出場機会を、必死につかもうとしている。
 ちなみに直倫の王手をかけたときの返信は「あと1本は打ちます!」だった。そして、クリアしたこの日は「ありがとうございます。明日また頑張ります」。ベテランの域に達した今、彼は日々の試合と打席に余力を残さず向き合っている。
 プロ野球投手の父を持った息子2人は、どちらも父が「好きだった」打撃を本職にした。その2人も今は父。男の子が4人いる。祖父、息子、孫の3代で100号はどうですか? 僕が水を向けたら照さんは豪快に笑っていた。厳しい世界だと知っている。幼い孫たちには好きな道を歩いてほしいのだろう。

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