本文へ移動

石川県大規模接種 始動 「1日1440人」試算も 初日60人、4日に本格運用

2021年6月19日 05時00分 (6月19日 10時17分更新)
新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける女性=18日、石川県産業展示館4号館で(吉岡広喜撮影)

新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける女性=18日、石川県産業展示館4号館で(吉岡広喜撮影)


 石川県は十八日、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターを金沢市の県産業展示館4号館に開設した。七月四日に本格運用する。接種は最大十二レーン(区域)で対応する。県によると、これまでの実績から接種時間を一人当たり三分間とし、全レーンを接種したとして試算すると、一時間で計二百四十人に接種できる。最大六時間稼働すれば、一日当たり千四百四十人を打てることになる。接種数は市町による接種券の配布や予約状況に応じて調整する。
 初日は三レーンが設けられ、医師と看護師、薬剤師の計十六人が問診や接種、ワクチン補充を担当。接種を受けた医療従事者らは十五〜三十分間、経過を観察した。三十代の女性医師は「痛みは全然なかった。育休中だが、職場復帰がスムーズにできる」と話した。
 事前に六十三人の予約が入っていたが、実際に五十八人が接種。余ったワクチンを廃棄しないため、あらかじめ決めていた通り県職員二人が代わりに打った。午後七時までに体調不良を訴えた人はいなかった。
 七月三日まで七市町から要請があった高齢者約二千人と、医療従事者約千人を対象とし、翌四日から十九〜二十二歳の約四万八千人を手始めに、若年層から順に接種する。協力要請に応じた金沢医科大病院の伊藤透院長は「若い人の接種を進めることが大事。全力を挙げて応援する」と話した。
 金沢市の山野之義市長も視察。「動線が分かりやすく、案内の人も多く、安心して接種できる」と話した。「オール石川で取り組む」として市の集団接種会場を増やす考えも示した。
 センターは平日の午後二〜五時、土日・祝日の午前九時〜正午と午後二〜五時に稼働する。接種券と予診票、身分証明書が必要。十九〜二十二歳の接種の予約は今月二十四日から無料通信アプリLINE(ライン)で二十四時間受け付ける。

関連キーワード

PR情報