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【富山】中学スポ大会 クラスター 県東部で開催12人感染

2021年6月19日 05時00分 (6月19日 10時01分更新)
 富山県は十八日、県内の十歳未満〜七十代の男女計十五人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち、十代女子七人と三十代女性一人は、既に感染が判明している十代女子四人と一緒に、県東部にある体育館で開催された中学生の地区スポーツ大会に参加した生徒と教職員であることを明かし、県内三十一例目のクラスター(感染者集団)に認定した。
 クラスターの内訳は、魚津市と上市町、黒部市、入善町の女子中学生計十一人と、黒部市の三十代女性教職員の計十二人。
 大会は十二日に開催。参加したのは十一チームの選手計百三十五人、指導者計二十二人。感染した十二人は五チームに分かれて所属しいた。それ以外の参加者は全員PCR検査で陰性を確認している。
 県は県民にイベント開催の慎重な検討を求めた独自の感染拡大特別警報を十二日午前零時に解除したばかりだった。
 会場には選手一人につき、保護者二人まで入場可能の制限が設けられており、最大二百七十人の観客がいたとみられるが、観客の感染は十八日午後七時時点で報告されていない。
 十二人に感染が広がった原因は特定できておらず、県はトイレなど共用で使う場所での感染などを含めて調査を進めている。プライバシー保護の観点から、体育館の所在地や、競技名などを公表していない。
 十八日に県議事堂で記者会見した県中学校体育連盟の山口克成会長は「コロナ禍で開催するに当たり、感染防止対策を徹底してきたが、このような結果になったことを残念に思う」と話した。会場では手指消毒などの基本的な感染対策のほか、換気も徹底し、選手や指導者には健康チェックシートの提出や二週間前からの検温を義務付けていた。七月の中学校総合選手権は予定通り開催する。
 このクラスターを除く十八日公表の新規感染者は、富山市三人、立山町、射水市、黒部市、上市町が各一人。このうち二人は、感染経路が分かっていない。県内の累計感染者数は計二千人となった。

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