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希望者に生活全般の支援も 「生理の貧困」救済 能美市もナプキン無料配布

2021年6月19日 05時00分 (6月19日 05時02分更新)
生理用品を配布しているいきいき共生課の窓口=能美市役所で

生理用品を配布しているいきいき共生課の窓口=能美市役所で


 経済的理由で生理用品が買えない女性たちを支援するため、能美市は十七日、防災備蓄品を活用して、市役所二階いきいき共生課の窓口で生理用品の無料配布を始めた。
 市役所と寺井、根上の各サービスセンターの女性トイレに名刺大の専用カードがあり、同課窓口に提示すれば、昼用と夜用のナプキン一パックずつを中身が見えない袋に入れて渡す。名前や住所は確認しないため、担当者は「気軽に受け取りに来てほしい」と話す。
 一人につき一セットを支給。用意した百五十セットが無くなれば終了するが、継続的な支援が必要な人には市社会福祉協議会が運営する「くらしサポートセンターのみ」を紹介し、家計の改善などを含めて生活全般を支援する。
 生理の貧困を巡っては、野々市市や七尾市でも既に無料配布を始めており、独自に支援に乗り出す自治体が増えている。能美市では市民団体がシングルマザーなどを対象に行ったアンケートで、四割の女性が生理用品の購入に「苦労したことがある」と答えており、支援の必要性が高まっていた。
  (平井剛)

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