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激やせ帰国の河本結 強気で精密なプレー取り戻しつつ2打差好発進【女子ゴルフ】

2021年6月18日 21時21分

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◇18日 女子ゴルフ ニチレイレディス第1日(千葉市若葉区・袖ケ浦CC新袖C)
 米ツアーを撤退、今大会が帰国4戦目の河本結(22)=リコー=が5バーディー、2ボギーの69で回り、首位と2打差、3アンダー5位の好発進を決めた。5アンダー首位に全美貞(ジョン・ミジョン、韓国)と田辺ひかり(24)=伊藤園、1打差4アンダー3位に森田遥(24)=新英HD=と野沢真央(24)=愛知製鋼=が続いている。東京五輪代表争いの2人は古江彩佳(21)=富士通=がイーブンパーで37位、稲見萌寧(21)=都築電気=は1オーバーの56位。
 日本ツアーに帰ってきたばかりの3週前より、少しふっくらした河本。笑顔にもゴルフにも張りと潤いが戻りつつあるようだ。「先週の決勝ラウンドからショットが良くなってきている。今日はパーオン回数も多かったし、外したところでもアプローチで寄せてしっかりしのげた。体重は2キロほど戻って今は58キロぐらいです」。昨年初め、米ツアーに参戦した時には63キロあった体重が、帰国時には7キロ痩せて56キロまで落ちていたという。
 「半年ほどずっと悩んでいた。生活環境になじめなかったこと、当たり前(であること)の違いでゴルフに熱く向き合えなくなった。甘かった」。悶悶(もんもん)とした日々が、はっきりと体に表れていた。
 しかし「超格好悪いですけど(日本ツアー復帰を)決めました。でもいつか必ずもう一度(米ツアーに)挑戦する」と、覚悟の一時撤退。本人の言うように、前週サントリーレディスでは初日から69、74、68、68と3日間60台で回り、河本らしい強気で精密なプレーが回復傾向にある。
 この日も2番の3パットでボギー先行しながら6、7番で連続バーディー奪取。後半に入っても17番まで2バーディー、1ボギーと伸ばした最後に18番パー5は残り198ヤードからグリーンを捉え、2オン2パットのバーディーで締めた。「痩せて飛距離も落ちていたけど、今は250ヤードは飛んでると思う」という。
 同じ黄金世代で米ツアー滞在時も心の支えになってくれた「ナッサー」こと畑岡と、笹生のプレーオフを見た。「(笹生)優花ちゃんのすごさ、勝てるんだという感動があった反面、ナッサーはこんなに苦しんで一生懸命もがいているのに、なぜ神様はご褒美を与えてくれないんだろうと思った」とか。それでも「ああ、本当に彼女は自分の目標に一歩一歩進み続けているんだ、そう思った。私も先の不安とか過去の後悔とかを見て立ち止まらず、選んだものへ進み続けていくだけだと」と大いに刺激を受けた。
 もう迷いもバツの悪さも捨て、進むだけ。今週、ナッサーとユイ(河本)は日米で同時Vを見せるかもしれない。

第1日、1番でティーショットを放つ河本結

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