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富山市 子供ら930人食中毒か 牛乳原因? 13小中、5保育施設

2021年6月18日 05時00分 (6月18日 09時58分更新)
集団欠席について謝罪する富山市こども家庭部の古川安代次長(左)ら=17日、富山市役所で(長森謙介撮影)

集団欠席について謝罪する富山市こども家庭部の古川安代次長(左)ら=17日、富山市役所で(長森謙介撮影)

  • 集団欠席について謝罪する富山市こども家庭部の古川安代次長(左)ら=17日、富山市役所で(長森謙介撮影)
 富山市は十七日、市内の小中学校十三校と保育施設五カ所で、児童と生徒、園児、教員の計九百三十人が下痢や嘔吐(おうと)など食中毒が疑われる症状を訴え、欠席や早退したと発表した。午後五時時点で入院している重症者はいない。市は、十六日の給食やおやつで共通して提供された牛乳が原因の可能性があるとみて調べている。
 十七日朝から各校への欠席連絡が相次ぎ、ほとんどが下痢や腹痛などを訴えた。欠席したのは小中学校で計三百九十二人(うち教員三人)、早退は計四百三十八人。保育施設は欠席、早退合わせて計百人だった。
 市教委と市こども家庭部の幹部が同日夕に市役所で記者会見した。市こども家庭部の古川安代次長は「苦しい思い、つらい思いをされた皆さま、申し訳ありませんでした」と謝罪した。
 集団欠席が出た小中学校のうち、給食は九校が自校で調理し、四校は同市の北学校給食センターから配送。献立は三種類に分かれていたが、牛乳は共通していた。保育施設はいずれも自園で調理し、おやつで牛乳を出していた。下痢などの症状が相次いだ原因について、市教委の大久保秀俊次長は「共通の食材がないかを調査している。牛乳も可能性の一つとして調べている」と説明した。調査には二、三日かかる見込み。
 市教委は十八日の給食で、集団欠席が出た十三校と、同症状の児童生徒がいる二校で、牛乳の提供を取りやめ、加熱調理する献立に変更する。
 集団で欠席者や早退者が出た小学校は芝園、桜谷、五福、岩瀬、豊田、神明、萩浦、四方、倉垣の計九校、中学校は芝園、西部、岩瀬、和合の計四校。保育施設は愛宕、双葉、和合の三保育所と、とよた、桜谷の二保育園の計五施設。

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