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中日・柳「ロッテで頑張ってほしい」戦友・加藤匠へエール…忘れられない『一緒に公開説教』

2021年6月18日 06時00分

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キャッチボールする柳

キャッチボールする柳

 侍斬りでリーグ戦再開の幕開けとする。18日のヤクルト戦(神宮)に先発する中日・柳裕也投手(27)が17日、バンテリンドームナゴヤで全体練習し、東京へ移動。ツバメ打線の主軸で侍ジャパン入り内定のヤクルト・山田、村上封じに照準を定めた。山田には今季1本、村上には2本のアーチを献上している因縁の相手。防御率と奪三振のリーグ2冠右腕が日の丸戦士、そしてツバメ打線をなで斬る。
 侍ジャパン内定選手発表の余韻が残る球界。ヤクルト戦初戦の先発が決まっている柳は日の丸戦士の山田、そして村上にロックオンしていた。
 「(村上は)むちゃくちゃいいバッター。(山田は)僕が言うまでもなく、スーパーな選手。自分のピッチングがしっかりできればいいかなと思います」
 斬り捨て御免だ。今季ツバメ打線と3度対峙(たいじ)し、3被弾。村上との今季対戦成績は7打数2安打、2本塁打。山田には8打数4安打1本塁打と好き放題に打たれている。ツバメ打線に投げてカモにされては笑い話にもならない。柳に風のごとく、速球、変化球のコンビネーションで侍を巧みに斬り捨て、落ち武者化させる。
 今季は防御率1・89、86奪三振。与田監督は好調の要因を「試合中の修正能力が上がっている。加えて、昨季よりストライクゾーンで勝負できるようになった。安定しているなあと思って見ている」と分析。全幅の信頼を置く。
 相棒との別れを惜しみ、新たな戦に挑む。16日、バンテリンドームでの全体練習前に、ナゴヤ球場へ向かった。ロッテへトレード移籍する加藤匠にあいさつするためだった。思い出は2019年5月4日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)。5回に1イニング7失点の大炎上。加藤匠は5回で、柳は6回で交代させられ、伊東ヘッドコーチからベンチ内で“公開説教”された。
 初の2桁となる11勝を挙げた19年は先発した26試合のうち15試合で加藤匠が女房役となった。敗戦の悔しさも勝利の喜びも共有した仲。何度も食事に出掛け、意見をぶつけ合ったから今がある。「ロッテで頑張ってほしい。お互い頑張りたい」。先輩の奮闘を願った。
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