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お手柄警察犬・クサヴァ 行方不明の高齢者発見で感謝状

2021年6月18日 05時00分 (6月18日 05時03分更新)
記念のメダルを首にかけるクサヴァ=浜松西署で

記念のメダルを首にかけるクサヴァ=浜松西署で

  • 記念のメダルを首にかけるクサヴァ=浜松西署で
  • 感謝状を手渡される河口恵子さん(右)=浜松西署で
 浜松西署は十七日、行方不明だった高齢女性の発見に貢献したとして、警察犬の「クサヴァ フォン ノルトリッヒト」(シェパード、雌)と、訓練士の河口恵子さん(53)に感謝状を贈った。同署で贈呈式があり、河口さんは「警察の協力があってこそ見つけられた。少しでも助けになれてよかった」と目を細めた。 (山手涼馬)
 署によると、二日午前六時ごろ、浜松市西区の八十代女性がいなくなったと家族から通報があった。警察官約十人が付近を捜索し、徘徊(はいかい)高齢者早期発見のため市が配信する「オレンジメール」などでも呼び掛けたが、有力な情報が得られず、難航していた。
 依頼を受けたクサヴァが、女性の枕のにおいを手掛かりに捜索を開始。浮遊臭を感じ取った様子のクサヴァは、人の背丈ほどある草が生い茂る草むらで歩みを止め、女性を発見。女性にけがはなく、その日のうちに帰宅した。
 河口さんは「人が普段足を踏み入れないような場所だった。まさかこんなところにいるとは」と振り返り、同署生活安全課の高木康行係長は「何も情報がない中、よくやってくれた」とねぎらった。
 クサヴァは警察犬に嘱託されて今年で六年目。両親とも警察犬として活躍していたため、能力は親譲り。性格はおとなしくて人懐こいという。
 河口さんは「人間の感覚では絶対にいないだろうと思う所にも、どんどん進んでいく。不安でもクサヴァを信じてよかった」と目尻を下げた。

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