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ブランドほうじ茶開発 富士市と若手農家

2021年6月18日 05時00分 (6月18日 09時52分更新)
凛茶を開発した若手茶農家(富士市提供)

凛茶を開発した若手茶農家(富士市提供)

 ほうじ茶のブランド化を目指す富士市は、市内の若手茶農家らと協力し、香りにこだわった茶葉「凛茶(りんちゃ)」を開発した。煎茶の需要が落ち込む中、市場規模が拡大するほうじ茶に活路を見いだす。
 市によると、香りが立つように一番茶の茎のみを選別し、浅いりと深いりの茶葉をブレンドして仕上げた。短時間でも味や香りが出やすいように手を加え、水出し用のティーバッグも作った。商品パッケージを製作中で、八月から販売する予定。首都圏の若い女性らをターゲットに据えており、市担当者は「加工に手間がかかっているだけに、ギフト用など高級路線で売り出していきたい」と語る。
 地元企業と連携し、凛茶を使ったコラボ商品の開発も進めている。茶葉から味と香りを濃縮し、水やお湯で割って飲む「優茶」を今月上旬からネット販売しており、お酒やスイーツの販売も計画している。
 凛茶の開発は、地元の若手茶農家四人が中心になって進めてきた。市の担当者は「他の生産者も巻き込み、ほうじ茶のブランド化を進めていきたい」と意気込む。 (佐野周平)

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