【愛知】小牧市、保育士の半数が1回目完了へ ワクチン優先接種
2021年6月17日 05時00分 (6月17日 11時56分更新)
小牧市は、県営名古屋空港ターミナルビル(豊山町豊場)で実施中の新型コロナウイルスワクチンの大規模集団接種で、市が優先接種の対象に定めた保育士や小中学校教員らの接種を進めている。保育士の半数が十八日までに一回目の接種を完了する見込みで、市の担当者は「熱中症の危険が増す夏場は、子どもたちがマスクをできない機会も増える。接種が進めば、安心な職場環境の確保にもつながる」と話している。(水谷元海)
高齢者の姿がまばらになった十六日夕の県営名古屋空港ターミナルビルに、入れ替わるように次々と若い男女が訪れた。職場などから駆け付けた保育士や小中学校教員らで、この日は計約四百人が接種を受けた。
空港会場では当初、小牧市の六十五歳以上の高齢者を対象に七、九、十六、十八日の四日間で各二千人、計八千人の接種を行う予定だった。
しかし、予約に空きが出たため、六十四歳以下の町民や基礎疾患のある人に接種券を送付して対象者に加える一方、各日数百人分を別枠にして、保育士や小中学校教員らの優先接種を進めてきた。
市によると十八日までに、市内の公立と私立の保育施設で働く保育士の半数の約五百人、市内の小学校教員の約75%の...
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